2005/06/04

夏の軽装運動

 「ノーネクタイ、ノー上着」による夏の軽装運動が1日から中央官庁や国会で始まった。

職場の冷房温度を28度まで上げ、地球温暖化防止に役立てようという試みらしい。

1日は小泉純一郎首相も、沖縄の軽装「かりゆしウエア」姿で登場した。(服装をみてなんとなくほりえもんを思い出してしまいました(笑)。)

一方で「金がかかるよ」と官僚の半数以上がネクタイで出勤したという。

最近の国会なんかの映像がニュースで流されているのを見て、小泉首相のノーネクタイ姿がみれます。

こちらもなかなか見慣れないせいか、審議での雰囲気においての緊張感がうすれているように見えるのは僕だけだろうか?

何を着ればいいのか?

というありきたりの質問がとびかったということだが、この質問は意外と考えさせられることは多い。いい意味でとると、個人の好みというかセンスが服装でも存分に表現できる場が増えたことであるのでよかったのではとも思う。


会社とプライベートは分けたいという意見もあるでしょうが、普段からスーツなどは着ないで仕事をしている人も大勢いるわけだからその人たちの意見を聞けば良いとも思います。

あとは、服装のルールがしっかりしているといえば、中学、高校での制服がなじみ深いです。(しかし小学校だけはなぜか制服がないところがほとんどですが・・・なぜだろう?)

このルールがよくいわれていることですが、今の大人の何を着ればいいのか?という言葉につながっているような気がします。

「自分で選択したことを他人にみせるということはなんとなくはずかしい」という感覚、この感覚は正しいですということを若いころから学ばされたことにもあるのかなとも思います。自分をふりかえってみてもそうですが。


また地元にいるとき、制服を着る規則がない高校(服装は自由ということ)に通っていた友人がいましたが、やはり毎日自分で服をえらぶのはたいへんだし、お金もかかるし、買いにいくとなると近くにいいお店がないので、結局電車にのって品揃えのいいお店に行って買うことになり面倒、ということで学生服で登校していたという話を聞いた覚えがあります。

昔はいまほど安価で質のよい服を売る店が少なかったこともあり、服選びもたいへんだったこともあってか、結局制服を選んでしまったということでしょう。